大学生の日常。

カメラを持つこと

最近はカメラを持っていなかった。

 

理由は単純で、旅行に行かなくなったからだ。旅行に行かないのならカメラを持つ必要もないな..と思って、ここしばらく放置していた...のだが、最近無性に写真を撮りたいと感じる。

どうしてかとおもってなんとなく写真を見ていると、自分は目的地の観光地の写真よりも、空や夕焼け、目的地までの写真の方が好みであることに気づいた。

そのような写真は、どうやらその時の自分の心地よい感覚や記憶をぼんやりと思い出すことができる。そしてそれを現像し、改めて見直しても、「この景色はやっぱり好きだなあ…」と思うのだ。

何が言いたいかというと、私が写真を撮りたいのは目的地の写真などではなく、私自身が気に入った風景を撮りたいのだ。

自分がどういった写真が好きなのか、インスピレーションを受けるのかが知れることがとても興味深く、面白いと思うからだ。

 

デザイン系の学問に着手する教授はよく「街中で気になったものによく注目しろ。」といった類のことをよく仰るが、それはそういうことなのかもしれない。